2012年4月25日 | 税理士ブログ
【節税】ホームページ制作で節税しよう
昨今におけるインターネットの普及から、ホームページの活用は
企業の広告宣伝に欠かせないものとなっています。
今回は、そのホームページの制作についてお話します。
ホームページの制作やリニューアルに要する費用は、
その金額にかかわらず基本的に発生時における経費となります。
ホームページの制作は直接売上アップにも繋がる可能性が
ありますので、節税対策としては有効ですね。
ただし、制作費用の中にプログラム作成費用、
いわゆるソフトウェアが含まれている場合は注意が必要です。
プログラム作成費用に相当する金額は、
無形固定資産である「ソフトウェア」に該当し、
資産計上しなければなりません。
つまり全額が一気に経費とならずに、
耐用年数に渡り経費にしなければなりません。
「ソフトウェア」には、ホームページ上で動作するプログラムや、
OS、データベース(DBMS)などが該当します。
しかし、ソフトウェアに該当しても、簡単に諦めないでください。
取得価額が30万円未満である場合は、一括して損金に算入できたり、
一定の要件を満たす場合には、早期に償却が可能な特別償却や、
税額控除などの、税法上の特例を受けることも可能です。
大規模なウェブサイト開発の場合などは、税務処理の判断が、
難しくなる場合があります。
そんな場合は、是非顧問会計事務所にご相談ください。